Nintendo Switchのソフトの中でもカラフルな色を使いこなしたデザインや遊びやすい要素で幅広い年齢層に人気のスプラトゥーン。
しかし、操作の難しさから「小学生ぐらいから始めるゲーム」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか。
もちろんそのような意見もありますが、しっかりとした段階を踏んでいけば幼稚園児であってもウデマエSまで到達することができます。
実際、我が家の息子は2023年の夏に連れて行ったスプラトゥーン公式大会『スプラ甲子園』で本格的にハマり、そこから約3ヶ月でウデマエSに昇格しました。
そこで今回は
4歳の息子が約3ヶ月でウデマエSに到達するまでの道のりとウデマエC⇒B帯にあがるためにした取り組みについてお伝えします。
オープンマッチでのキャリー昇格ではなく、チャレンジマッチでもしっかり活躍できる実力を手に入れたい方はぜひ参考にしてみてください!
ウデマエSまでの道のりとゲーム環境紹介
まずはウデマエSに到達するまでに歩んできた道のりと我が家のゲーム環境を紹介します。
- 2023年
5月14日スプラトゥーン3 初プレイ(触れる程度)(ゲーム&Nintendo switchデビュー)
- 少しの間、他ゲームプレイ -
- 8月末スプラトゥーン 本格プレイ開始
(スプラ甲子園) - 9月中旬ウデマエB到達 【約1ヶ月後】
- 9月下旬ウデマエA到達
- 11月末ウデマエS到達 【約3ヶ月後】
- 現在ウデマエS+に向けて奮闘中
- ゲーム総プレイ期間:約6か月
- ウデマエSまでの到達期間:約3ヶ月
- プロコン使用
- ヘッドホンなし
- 両親共にウデマエS+
- Nintendo Switch 2台所持
- 有線LAN
スプラトゥーンを始める子供に用意したほうがいい環境
子供のゲームデビューがスプラトゥーンの場合、やっておいた方がいいことが2つあります。
「ゲームへの慣れを獲得すること」と「周辺機器を用意すること」の2つです。
ゲームへの慣れは「パウ・パトロール: グランプリ」で手に入れる
ゲームデビューがスプラトゥーンの場合、まず「ゲームへの慣れ」を獲得することが必要です。
「ゲームへの慣れ」とは、「ボタンを押すと中の人が動く」「押すボタンによって違う動きをする」ということを理解し、感覚に落とし込むこと。
ゲームデビューしたばかりの子供は、これら「ゲームをしたことがある人なら当たり前のこと」から習得する必要があります。
しかし、スプラトゥーンは多くのボタンを使って操作するゲーム。
意識することが多すぎて「ゲームへの慣れ」を習得するのに時間がかかってしまいます。
そこで、ゲームデビューする子供はスプラトゥーンではなく、より操作が簡単なゲームをプレイすることをおすすめします。中でも、「パウ・パトロール: グランプリ」は、ゲームデビューに最適なソフトです◎
理由は、レース中のアシスト機能が充実している点にあります。
レース中の主なアシスト機能
- オートパイロット
自動でアクセルとハンドル操作をアシスト - 逆走禁止
逆走をし始めると正常な方向に向きなおす - リセットボタンの採用
壁にぶつかって進めなくなってしまった場合コースの真ん中に戻るボタン - コースアウトなし
すべてのコースに壁やバリケードが設置されコースアウト・落下がない
ボタンが少ないからカンタン操作で集中してあそべるよ!
人気キャラのゲームでとっつきやすく、ゲームデビューにはおすすめ!
まだゲームに慣れていなくても楽しくプレイすることができるので、ぜひ一度プレイしてみてください。
⇒パウパトロールレーシングの詳細はこちら
周辺機器・プレイ環境の用意
Nintendo Switch Proコントローラー(通称:プロコン)は必須
スプラトゥーンのウデマエをあげていくには、周辺機器の準備も重要です。
スプラトゥーンは、複雑な操作が必要なため快適にプレイするためには、子供用に「Nintendo Switch Proコントローラー(通称:プロコン)」を用意することをおすすめします。
付属されているジョイコンよりも大きくしっかり握れるプロコンを使用すると繊細な操作がしやすく、安定感のあるプレイにつながります。
上達につれて重要さを感じるため、早めに購入しておきましょう。
親子横並びで一緒にプレイできる環境が理想
また親子横並びで一緒にプレイできる環境を整えることが理想です。
そのためには子供がプレイするものとは別の「モニター(テレビ)」、「Nintendo Switch本体」、「スプラトゥーン3」、「Nintendo Switch Proコントローラー(通称:プロコン)」が必要になります。
横並びになることで、リアルタイムでの指導やフィードバックが可能となります。
実際にプレイしながら教えることができるため、効果的なプレイ方法をより早く習得できるでしょう。
さらに、相手や味方が実際のプレイヤーである感覚を掴むことの手助けにもなります。
顔が見えないからといって、対戦相手や味方に対していやがらせや暴言などのマナー違反はもってのほか。
親子横並びで一緒にプレイすることで技術だけでなくマナーやエチケットを教えることができます。
ウデマエを上げるための流れと取り組み
スプラトゥーンの対戦モードでは、ウデマエというランクがあります。ウデマエは、C-、C、C+、B-、B、B+、A-、A、A+、S、S+(X)の11段階に分かれていてウデマエが高いほど相手のレベルも高くなります。
C帯 | B帯 | A帯 | S帯 | X帯 | ||||||
C- | C | C+ | B- | B | B+ | A- | A | A+ | S | S+(X) |
ウデマエを上げるには、チャレンジマッチもしくはオープンマッチに参加し、ウデマエポイントを積み上げていく必要があります。
5勝するか3敗するまでを1クールとして行うチャレンジマッチでは、参加するためのコストが多い代わりに勝利数・貢献度に応じてウデマエポイントが多くもらうことができます。
対してオープンマッチは参加コストが少なく、勝利してもウデマエポイントをあまり獲得できません。
さくさくウデマエを上げていきたい人は、ハイリスクハイリターンのチャレンジマッチ。ゆっくりウデマエをあげたい人はローリスクローリターンのオープンマッチに参加しましょう。
ウデマエC⇒B帯にあがるための取り組み
バンカラマッチの登竜門となるウデマエC帯では、ほとんどのプレイヤーがスプラトゥーンを始めて間もない人達です。全員がよくわかっていない状態で戦っているので「塗る」「当てる」「移動する」の基礎スキルが習得できていればウデマエが上がっていきます。加えてルール関与もできれば、より勝率が安定するでしょう◎
ここでは、4歳の息子が基礎スキルを習得し、ウデマエC帯からB帯にあがるために取り組んだことを紹介します。
B帯にあがるまでに取り組んだことは主に3つ。
ヒーローモードを利用し基礎スキルと自信を獲得しつつ、自分のプレイスタイルに合ったプレイをすることでスムーズにウデマエをあげていくことができました。
チュートリアル不足はヒーローモードで補う
スプラトゥーンを始めると、初めにチュートリアル(ゲームの基本的な操作やルールを教えてくれるモード)をやることになります。
しかし、このチュートリアルは、かなり簡単で、対戦モードに必要な技術や知識はほとんど習得できません。
しかもチュートリアルが終わるとすぐに対戦モード(ナワバリバトル)に放り出され、操作を覚えきることなく実戦をこなしく必要があります。
そんな足りないチュートリアルを補うのにおすすめなのが、「ヒーローモード」への挑戦です。
ヒーローモードは用意されたステージをクリアしていくCPUとの対戦モードで、基本的な操作やスキルを覚えるのに最適なモードと言えます。
- 移動スキル:ヒト移動、イカ移動、壁登りなど
- 戦闘スキル:視点の動かし方、狙いの定め方など
- 知識スキル:ブキやスペシャルの使い方など
ステージの進行に伴い難易度が上がり「敵の数が多くなったり」「ジャンプしながら敵を狙ったり」と、新たなスキルを習得していく仕組みが取り入れられています。
これにより、ゲームへの適応力が高まり、自然な形での対戦モードに必要な基礎を身につけることができました。
得意なプレイスタイルを見つける
スプラトゥーンにおいて、得意なプレイスタイルを見つけることも非常に重要です。
ウデマエが上がるにつれて変わることや、変えなければいけないこともありますが、自分の得意なプレイスタイルや好きなプレイスタイルを知っておくことは大切です。
スプラトゥーンは、それぞれのプレイスタイルで試合に貢献できるゲームです。
ウデマエが低い段階では、自分の強みを活かすことに集中すればウデマエを上げていくことができます。
自分の得意スタイルや強みによって選ぶべきブキも変わってくるので、自分のプレイスタイルを知り、戦略的にプレイしましょう。
成功を褒め、工夫を引き出す
B帯まで、プレイするごとにできるようになることが多くなり、成長が見えやすい時期です。
できたことを褒めるだけでなく、自分なりに工夫した点も聞いてあげると得意げに話をしてくれるはずです。
- 親がスプラトゥーン経験者であれば
「まっすぐ上に壁移動できるようになった」「敵が見てない時に近づけるようになった」など具体的なポイントを褒め、他に工夫したところを聞くことができます。 - 親がスプラトゥーン経験者でない場合でも
「クリアできなかったステージをクリアできるようになった」というわかりやすい指標があるので褒めやすく、どのようにして上手くいったかを聞くことができます。
「できない」が「できた」に変わる瞬間、必ずなにか変えたことがあるはずです。
そこを全力でほめて自信をつけさせてあげましょう!
まとめ
今回は、ゲームを始めたばかりの4歳児をウデマエC帯からB帯に上げるために行った取組みについてご紹介しました。
ゲーム環境を整え、ヒーローモードを利用し基礎スキルと自信を獲得しつつ、自分のプレイスタイルに合ったプレイができていれば、B帯に上がるのは難しいことではありません。
ここに書いてあることを少しだけ意識しながら楽しんでプレイしていきましょう。
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